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フィリピンの私 #2 (次男のこと)

人事総務部長(通称“お母さん”)曰く、次の契約更新で1年契約から2年契約に伸びるらしい。そのとき多少の給与アップも期待できるらしい(まだオフレコ話ですが💦)


パフォーマンスが評価されているのはありがたい話だ。
しかし、本当に2020年9月までこの会社で働き続けられるかどうか自信はない。


また、転職もかったるい。探せば興味が持てそうな仕事はあるのだろうが。急募でない限り採用に至るまでの期間も長い。
(この会社に面接して働き始めるまで3か月かかった。しかしそれはこの会社の人事総務のズタズタぶりがなせる業なのか?)

どうせ他に移ったところで定時出社など宿命的拘束は免れないだろう。会社勤めがすでにもうこりごりなのに、他に移ってなんて自らすすんで継続しようしているようで馬鹿げている。


会社勤めは自分の“仕事”にはならない。とっくの昔に気が付いていたことだ。
こうやって近所のガキ(男の子)を喜ばせるために写真をとって、寝る間を惜しんでエディットして送ってあげるこのほうがよほど仕事だ思う。(ていうか、仕事ってなによ?!)



ただ北の町の山から越してきた次男の学校のことを考えると、やはり次の契約更新にはサインをさせてもらったほうがよいであろう。
Jay #001_2017211.jpg
(カメラ買った当時、部屋で撮った次男の写真。見返してみると悪くない写真だと思う💦)


今、彼はGrade10、日本でいうところの高校1年生にあたるが、ここフィリピンではGrade10までがジュニアハイとされるのでさしずめ中学4年か。


しかし彼は先月で20歳になった。


この国では、出席日数や試験の成績が満足いくものでなかればたとえ小学校でも留年やドロップ・アウトがある。ちゃんと所定の要件を満たして卒業証書をもらわなければならない。


彼はGrade7(中一)の時に学校をやめて家計を助けるため働き始めた。カーテン工場で働いたことも、近所のスクラップバイヤーで働いたこともあったそうだ。


彼がセブ国際航空がある町、マクタン島でアパート建設現場で働いていた時、新しい住みかを見つけるため立ち寄った私と出会った。ちょうどアパートの入り口にいて道案内されて訪ねてきた私に最初にあったのが彼だった。

できたばかりの棟*が開いているとのことですぐに契約し来週から住み始めた。

その後、そこに住み込みで働く彼と仕事から帰ってきた私とで夜、少し会話をするようになった。私のボディーガードということで一緒に外出してもらったこともある。当然、彼の英語も当時からずっとブロークン**のままだが、言わんとしていることは分かった。

彼曰く、5月でアパートの仕事はやめて6月から高校に復帰するとのこと。当時、彼の実家はアパートから40分ほど車で行ったマクタン島の対面にあった。その時、なぜか私は彼が実家の近所にある高校ではなく、アパートの近所の学校に通うものだ聞き間違えてしまった。

アパート2階には部屋がひとつ余っていたのでそこを提供し、そこから学校に通ったらどうかとオファーした。家賃はとらないし、食事代や学校にかかる費用も私が負担するから。しばらく考えてもらって結局彼は私と同居することにした。


両親、二人とも学歴がなく、子供は8人、末っ子は当時まだ1歳にもなっていなかった。このまま復学してもまたいずれ仕事に戻らなければならないような気がしたから、そんな提案をしたのだ。


それがちょうど2年前***のこと。僕が失職した後、一時期離れたことはあったが、結局、またここやや南の町でともに暮らすことになった。



あの時、私が復学先を聞き間違えたこと。通学のサポートを申し出たこと。彼が勇気を出して外国人と同居という選択をしたこと。北の町の山からここに来たこと。きっとどれも間違っていないと思う。

BVH#052_20180216
(三男と末っ子。奉仕的な長男と次男を持ったことに彼らは感謝しなければならない


*:2階建て、一回はリヴィング、2階はマスターベッドルームと子供用の寝室で家賃月8000PHPでした。
入居して数週間で鉄の門扉ができ、構内にサリサリストアもあった。どうだ、すげーだろ。勇気をもって飛び込んでみろよ(職場まで遠かったけどさ💦)
**: “My family has happy”とかよく言っている・・・?
***:フィリピンの学校始業は6月からです。4月5月の乾季が夏休みなのです。





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Gaskey=Filipino(がすきー・ふぃりぴの)

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海外で気ままに暮らしたくて日本を飛び出したのに結局、日系企業で出向者の御用聞きで日銭を稼ぐ会社の犬。かみつくこともできないのでここで吠えて(ぼやいて)いる

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